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これからの日本にとって、「知的財産」は重要な課題となってきています。その知的財産のひとつである著作権について、教育現場の認識は「難しい法律だ」「学校には関係がない」というものが多く、敬遠されがちです。
しかし一方で、子どもたちは既に様々なかたちで著作物を活用しており、場合によっては社会的責任が問われる重大な事件も発生しています。
このようなことから学校教育段階で、著作権に関する基礎的な知識を身に付けるように指導することが必要だといわれています。
それでは発達段階に応じて著作権に関する学習活動を行う場合、どのように指導すればよいのでしょうか。また様々な教育課題がある中、著作権教育のために十分な時間を割くことが難しい場合は、どのようにすればよいのでしょうか。
これらの悩み解決のために、このサイトでは、学校教育段階で考えられる著作権についての指導事項をピックアップし、指導場面をイメージしやすい事例集にまとめるとともに、わずかな時間で著作権に関する関心を高められるように構成しました。また、著作権教育の全体像とその事例の位置づけが把握できるよう、段階的指導モデルに整理しました。さらに、指導の過程で必要な資料を紹介する「資料編」、先生の下調べに役立つ「虎の巻編」もまとめてあります。
著作権に関する指導の経験が少ない先生にも、ぜひご活用いただければと思います。
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